上高地のディナー

上高地一日目のディナーは、

フランス料理でした。

日本初の山岳リゾートとして誕生した

上高地帝国ホテルは、

山岳地方にありながらも

国内だけでなく海外からのゲストのためにも

創業当時から

フランス料理を提供したそうです。

＊

河童橋への散策から無事に帰館した私達は、

着替えを済ませ、

「ダイニングルーム」と呼ばれる場所へと

伺いました。

皆さま、素敵にドレスアップなさり、

トレッキングとはまた違う楽しみの時間です。

入り口には、日毎に曲が違うという

オルゴールが流れています。

山小屋風のホテルに

オルゴールの音色がしっくりと合い、

自然と調和するような豊かな雰囲気です。

ダイニングルーム

着席。

信州の旬の食材に

帝国ホテルの伝統のお味を楽しみながら、

にわか山好き三人は、

大正池や河童橋からの美しい眺め

そして

山の美しさに感動したねなどと

興奮冷めやらず…。

大自然の静けさの中の

素敵なディナーの時間を過ごしました。

鮑と夏野菜のグラチネ

レモンとハーブの香り

オマール海老のポタージュ

小海老のカダイフ巻きと一緒に

キジハタのムニエル

冬瓜とレタスの優しいソース

飛騨牛フィレ肉とサーロイン

蕎麦の実の焼きリゾットとともに

メロンと日本酒のコンビネゾン

小菓子

お部屋でもオルゴールの音色を楽しみ、

上高地の夜が更けてゆきました。

スマホ撮影