藍花珈琲店
2024年 11月 07日
今日は立冬。
秋はいぬ風に木の葉は散りはてて
山さびしかる冬は来にけり
源実朝
実朝は、立冬の日にこう詠みました。
鎌倉時代には
この日から厳しい冬が始まったのでしょう。
この時代の気候は、
現在の北欧に似ているのだそうです。
季語も、今日から
夜長から短日と変わり、
紅葉も
冬紅葉、残る紅葉と呼ぶようです。
今年の気候では立冬と聞いても
驚くばかりですが、
今朝は、強く吹く風の音で目が覚め
冷えました。
また、今朝、富士山が初冠雪をしたとの報道があり、
(史上最遅)
木枯らし1号の発表も予測されるそうです。
皆さま、どうぞご自愛下さいませ。
***
さて、高山の町で
素敵な喫茶店がありましたので
日記に残しておきたいと思います。
昭和50年、呉服商の作業場を改装して開店。
白壁土蔵の風格ある外観、
太い梁が印象的な喫茶店です。
なんとも素敵な雰囲気
なかに入ってみましょう。
なかに入りますと、
まだ午前中のはやい時間だからか、
カウンター席のみにお客様がいらっしゃり、
私達はこちらのテーブルへ。
アンティーク調の飛騨の家具が
お店の雰囲気にピッタリです。
他のテーブルにも
小さな野花や山野草などが小瓶に生けられ
お店の雰囲気に合っています。
カウンター奧のボード
私はせっかくなので珈琲
娘はココア
こんなに美味しいココアいただいたことが
ない!と
娘、大喜び。
高山旅行中、
娘とふたりの
陽だまりのようなひととき、
これからのことや女性同士の話をしながら
一杯の珈琲を愉しみました。
藍花珈琲店
高山市上三之町93
by mary_snowflake
| 2024-11-07 09:25
| 旅行