香りは歴史
2024年 08月 26日
先の旅行の折、
出発した空港の免税店で
残りわずかとなっていたオードゥパルファムを
調達した。
それは、長年愛用している香り
「CHANEL°5 オープルミエール」
飽くこともなく、気持ちが落ち着き、
外出時、
私に寄り添ってくれる香りだ。
その横には、
N°19、ココマドモワゼル、
一時期、私が愛用していた香りが並び、
手にとったり
テイスティングシートをいただいたり…
一瞬にして、その頃にタイムトラベル、
懐かしい人生の季節を味わう。
あれこれ愉しんでいるうちに、
ふと、その隣に並んであった
「CHANELN°5」に目が止まる。
(長年愛用中のCHANELN°5オープルミエールとは
違う香りです。)
憧れながらも
これまでの私には重く感じ、
まだ自分には着けこなせないように思っていた
香り。
ところが、
テイスティングすると
なんともエレガントで品のある芳しい香りに
たちまち魅了され、
自然に馴染むように感じた。
そこで、
愛用中のものと
新たに「CHANELN°5」を購入、
ずっと憧れていた香りを
身に纏い、
人生の季節が移りゆくことを感じた。
香りは歴史。
「CHANELN°5」
1921年、5月5日、
“女性そのものを感じさせる
女性のための香り”として生まれました。
ガブリエルシャネルは、
5番目の星座 獅子座の生まれ、
ラッキーナンバーとして
その数字をネーミングしました。
いくつもの伝説的なエピソードがあり、
今もなお、世界で最も有名な
香水のひとつではないでしょうか。
香りのタイプはフローラル・アルデヒド。
トップからラストまで
様々な香りが展開されます。
トップノート
ベルガモット、レモン、ネロリ、
アルデヒドの爽やかでスパークリングな香り
ミドルノート
ジャスミン、ローズ、イランイラン、リリー、
オリスの華やかでフェミニンな花の香り
ラストノート
ベチバー、サンダルウッド、シダーウッド、バニラ、
アンバー、シベット、ムスクの
温かくてセクシーな木の香り
7年前に綴った「香り」の記事です。
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by mary_snowflake
| 2024-08-26 08:20
| 身に纏うもの






