シンガポールスリング
2024年 08月 15日
今では、世界中の何処でも存在する
人気のカクテル、
「シンガポールスリング」
その発祥の地は、
シンガポールの名門ホテル
ラッフルズホテルにある「ロングバー」です。
1951年、
まだ女性が社交の場でお酒を嗜むことが
抵抗があった時代、
ロングバーのバーテンダーが
女性のためにお酒を考案したのが
始まりだそうです。
ここロングバーでは、
当時のオリジナルのレシピで
作られているそうで
(一部変えられています。)
連日、シンガポールスリングを目的に
訪れる観光客が後を絶ちません。
ラッフルズホテル内
アーケードを通ります。
階段を上がっていく壁には、
ラッフルズホテル、ロングバーの歴史が
書かれています。
階段を上がりましょう。
シンガポールスリングを作られた
バーテンダーさんと一緒に写真をパチリ☆
予約は不可、
直接バーに行きます。
この日も、たくさんの方が待っていて
私達も外のベンチに座って待ちましたが、
後から後からお客様が来ては、
私達の後に並ばれ、
また、店内を覗かれお帰りになる方々も
いらっしゃいました。
店内へ。
店内は、
マレー半島の大農園をモチーフにしたという
ノスタルジックな雰囲気、
ドレスコードはありません。
天井に吊るされた
団扇がなんとも趣きがあります。
電動で
ハタハタと左右に動くようになっています。
テーブルに着きましたら
当時から定番の麻袋に入った
落花生。
シンガポールスリングとともに
こちらの名物です。
ここでは殻は床に落とすのが流儀。
↓
床に殻を落としていくので
歩く度にパリッパリッと音がして
殻を踏む感触があります。
ゴミ捨て厳禁であり
美観、清潔に厳しいシンガポールの街に
ありながらも、
こちらのバーのスタイルです。
なんだか楽しい〜。
さあ、シンガポールスリングが
来ました!
↓
The Original Singapore Sling
シンガポールスリング
ジンをベースに数種類のリキュール、
パイナップルジュースとライムジュースなどで
作られています。
元来は、女性のためのカクテルであったことを
伺わせる、
ピンク色をした
さわやかであり甘めのカクテル、
トロピカルでフルーティ〜!
夫や息子達の飾りはオリーブが一つ、
私はアルコールフリーですから
オリーブ二つが目印になっていました。
シンガポールスリング
ジン、チェリーヒーリングリキュール、
パイナップルジュース、
ライムジュース、
コアントロー、ベネディクティンDom、
グレナディン、アンゴスチュラビターズ、
パイナップルとオリーブの飾り
存在感のある長いカウンターでは、
バーテンダーさんが
次々にシンガポールスリングを作られています。
イギリスのオーセンティックバーを
思わせるようで
また映画の中に入り込んだような
店内の雰囲気、
シンガポール在住の知人とともに
しばし、歴史あるシンガポールスリングを囲み、
近況を語らい合う、
ある夜更けの素敵な出来事でした。
ロングバー
ラッフルズホテル
by mary_snowflake
| 2024-08-15 13:15
| 旅行
























