ゆきあいの空
2024年 08月 14日
暦は秋を刻みましたが、
空にはきのうと変わらぬ入道雲がそそり立ち、
まだ暑さの盛りです。
あたりを見回してもまだ秋は目に見えず、
最初に季節を知らせるのは、
目でなく
「風」という気配、
そうして、
夏と秋が行き交いながら
季節は移り変わります。
残暑と新涼の境は明瞭ではありませんが、
暦の処暑のころになれば
吹く風は涼しさをのせてきます。
夏と秋と行きかう空のかよひぢはかたへ
涼しき風や吹くらむ
凡河内躬恒
古金和歌集
毎年、この時期に記している
「ゆきあいの空」、
地上の酷暑をよそに、
空では立秋を過ぎた頃から
夏の雲の隣に秋の雲があらわれます。
夏の雲 入道雲(積乱雲)
秋の雲 すじ雲(巻雲) うろこ雲(巻積雲)
ひとつの季節が終わり次の季節に変わる、
主に夏から秋に移りゆく時に
見られる
「ゆきあいの空」です。
シンガポールへの空路、
離陸直後に飛行機の窓から
「ゆきあいの空」を見ました。
今年初めて見た「ゆきあいの空」でした。
お時間がありましたら
空を見上げてみてください。
まだ残暑は続きますが、
空は、秋の訪れを醸しています。
昨年の「ゆきあいの空」
8月中旬、
宮古島に旅する機内で見て撮影しました。
他のブロガー様、お友だちも
観測記を綴られています♪
↓
毎年記していますが、
初めて記した「ゆきあいの空」
↓
by mary_snowflake
| 2024-08-14 10:00
| 日々の暮らし




