極楽の余り風
2024年 07月 24日
夏の暑い中、一瞬、さわやかな風が
吹き抜ける時があります。
正気を取り戻し、心身が癒されるような風、
「極楽の余り風」
極楽浄土から余った風が
すこしだけ地上に吹き、
心身を和ませる瞬間をいいます。
「どんな暴風も徳風、微風へと転じる」と
親鸞は説きました。
人生には、様々な風が吹き、
また、心に隙間風が吹くこともありますが、
どのような風もいつかは凪いでくる、
そんなことを教えてくれる言葉でもあると
思います。
写真は、奈良団扇
明治の初め、奈良の風物や天平模様杯を
団扇の裏表より紙を手彫りで
透かしてくりぬき張っています。
目にも涼風の起こるような
伝統工芸品です。
三笠山 藤はちりけり 禰宜うちわ
行正
団扇は好きで、よく記事にしています。
岐阜の伝統工芸品
水うちわ
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秋団扇の日記です。
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by mary_snowflake
| 2024-07-24 21:50
| 好きなもの







