歌舞伎座

私も夫も、歌舞伎鑑賞が好きで

ある時期、東や西、地元の御園座へと

よく伺いました。

表現する歌舞伎役者の演技力や

鍛錬された心身からみなぎる艶やかさに

魅せられ、

綿々と引き継がれてきた日本の伝統芸能の

奥深さを感じます。

華やかな劇場にちょっとお洒落して出かけ、

歌舞伎の場面に感動したり、

あるいは

心地良くうとうとしたり…

非日常の中に身を任せ、

気持ちを整えていたのだと思います。

この数年、

歌舞伎から気持ちが離れていましたが、

友人からの有り難いお誘いに

すっと心に落ち、

この度、東京歌舞伎座に出かけ、

久しぶりに歌舞伎鑑賞を楽しみました。

時は、

娘と姫ちゃまが、

急遽、帰国することになる直前、

姫ちゃまのお熱はあるものの元気はあり、

予定されていた家族揃っての帰国前には回復すると

誰もが信じていた頃の出来事です。

春の歌舞伎座に、心躍りました。

待ち合わせの時間すこし前に

歌舞伎座前に到着、

友人達はまだ来ていないようでした。

色の綺麗なお召しものを纏った方々、

華やかで楽し気な雰囲気に

気分も高まります。

程なく、友人達と合流。

今日の佳き日にスマホで記念撮影♪

私達の席は、

夜の部、桟敷席。

歌舞伎座　桟敷席

ゆったりとしたお席で

カウンター付き。

花道近くで

一段高くなっていて良く見えます。

それぞれ好みのドリンクを調達しに行きましたら、

皆が黒豆茶だったのが笑えました。

演目

於染久松色読販

神田祭

四季

私の拙い感想は差し控えますが、

私は、なかでも

粋でいなせな仁左衛門さんの鳶頭と

艶やかであだな様子の玉三郎さんの芸者による

江戸風情溢れる華やかな「神田祭」の舞台に

感動しました。

　

歌舞伎座を出て

友人達とタクシーに乗り合い、

遅い夕食へ。

美味しくて楽しい夜は、

しばし続くのでした。

続きます。

(スマホ撮影)

歌舞伎鑑賞に出かけた記事を

何度か綴っています。

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京都南座

地元・名古屋御園座の柿落とし

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