こちらの記事の続きです。
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およそ2500株の紫陽花で埋め尽くされている北鎌倉の禅寺、明月院、
こちらの紫陽花のほとんどは、「明月院ブルー」と云われる青色のヒメアジサイです。
第二次世界大戦の後、庭の整備が杭などの物資不足により出来ず、代わりに手入れが楽な紫陽花を植えたそうです。
私はこちらの見渡す限りのブルーの紫陽花を一度見てみたいと思っていました。
次男君の計らいで、やっと辿り着いた明月院、
門までの道は、およそ40分かかりましたが、目に楽しめる風景が続き、あっという間の待ち時間でした。
門まで並ぶ紫陽花にも見惚れながら進みましたのに、門を入ってからの身体が埋まるほどの紫陽花の景色は、想像を絶する程でした。
この時ばかりは、もっとカメラを勉強しこの美しい景色をありのまま撮ってみたいと思いました。
せめて、カメラを持参したかった?と。しかし、
人の多さがどうだったでしょう。こんなふうでした。↓
人・人・人しかし、この多くの人も埋まる程の紫陽花が続きます。
人の写り込みなく紫陽花の写真が撮られるのは、開門30分足らずの間だそうです。
しかし、ほんの一瞬、人が途切れることがあります。↓
こちらにお参りし、折り返します。
人気の「悟りの窓」は
ある事情があり、諦めました。(泣)
ある事情は後ほど余談にて。
竹林があり、涼しげです。
明月院という名のように、
所々に置かれている
ウサギさんがストーリーを感じさせ、
お地蔵さまが耳飾りをしていたりと
温かいユーモアを感じます。
折り返し、
後半の下り坂になりました。
幾分、紫陽花のブルーが濃いように
思います。
例えるならば
桃源郷
それはこのような場所ではないかと思わずにいられない見渡す限りの紫陽花の世界、
そうでなければ、このようなまでに人を惹きつけるでしょうか。
そういうことを感じさせた心落ち着く明月院ブルーでした。
スマホ撮影です。
福源山 明月院
鎌倉市山ノ内189
*余談*
門に入った直後、ひょんなことから夫とはぐれてしまいました!
連絡しようにもLINEも電話も繋がらない!(これから訪れる方、ご注意下さいませ。)
夫と私は、明月院の紫陽花を最初から最後まで別々に楽しみました。笑
私は、夫も紫陽花を見ているだろう、出口は一ヶ所しかないのだからと悠々と紫陽花を見てまわりました。ぷぷっ。(さすがに悟りの窓は待ち時間があるため諦めましたが。)
しかし、夫は、必死になって探してくれていたそうな。
出口を出て少し歩いた場所で夫と再会、彼の顔は赤く火照り、すまなそうな表情を浮かべ、(実は、彼が原因デス)
やっと繋がったスマホには、夫と次男からのたくさんの着信とLINEが入っていました。(私は一度だけ)
ありがとう。
旅って、これだから楽し。