暖炉と長靴
2021年 12月 21日
急に気温が下がり、
しんとした寒さを感じた夜、
今年初めて暖炉に薪を入れ
火をおこしました。
火を操るのは
一家の主、
暖炉の仕事をする夫の身体は
それだけで
あたたまります。
夕食は、暖炉の側、
炎を眺めながら夜を過ごしています。
これも
冬の楽しみの一つです。
小さな頃のクリスマス、
母手製の毛糸で編んだ長靴のなかの
プレゼントは、
私が手紙でお願いしたものでした。
可愛らしい玩具を欲しがる妹にたいして、
子どもらしからぬ
ちょっと難しいものを手紙に書いた私にも
ちゃんと夢を叶えてくれたサンタさん、
ストーブであたたかくしたお部屋で
お礼の手紙を書いた夜も
両親は仕事をしていました。
母の作ったポタージュは
温かくてまろやかでやさしい味でした。
昨年の暖炉の側の夕食です。
↓
by mary_snowflake
| 2021-12-21 08:10
| 家の中