福梅

今日は、松七日、
地方によって差異があり、私の実家は十五日までを松の内と呼んでいますが、
我が家では、
今日七日までが松の内としています。

今朝は、松上がりをし、人日の節句でもある今日は、七草粥をいただき、
今年こそ、
無病息災を願いました。

松上がり(松飾を外す)は、六日の深夜あるいは七日の早朝というのが、一般的な風習のようですが、

地方によってご家庭によって違いがあると

思います。

結び松
玄関の注連縄は外しましたが、お部屋の中の松や、心が晴れる小さなものはもうしばらく楽しみたいと思います。


さて、松の内には、お正月にちなんだお料理や和菓子を色々いただきました。

お正月に華を添え、晴れやかで和やかな気分にさせてくれる美味しい和菓子、
その中でも以前から気に入り特別に美味しかった和菓子、二つ程、ご紹介させてください。

福梅

柴舟　小出

実は、私の大好きなお正月菓子、

石川県に古くから伝わるお正月の和菓子です。

梅の花の形をししていて

色は、縁起の良い紅白。

ふっくらとしたその姿はなんとも愛らしく

晴れやかです。

皮の表面には、蜜が塗られ、

砂糖がまぶしてあります。

最中のなかには、

よく練った小豆餡、

こちらの餡が素晴らしく美味しいのです。

こちらも、

金沢の和菓子

加賀百万石の伝統菓子です。

柴を積んで川面を渡る川舟を模した形、

うっすらと雪がかぶったようにも見えます。

「柴舟の　立枝も春や　朝かすみ」

希因

生姜風味がたまらなく美味で

後引きます＾＾

パリパリッとした食感もよい！

お正月には、

お嫁ちゃんとの茶話会で、

大晦日には

息子や義母と。

昨日は、少し早めにお昼休憩に入った家人とともに、

ふたりで

余韻に浸りながらいただきました。

こちらの「福梅」、「柴舟」は、

登志子さんから頂戴しました。

福梅については、

登志子さんのブログをご覧になって下さい。

↓

登志子さん、いつも美味しいものを

ありがとうございます。

お正月に金沢の和菓子を堪能させていただきました。

ご馳走さまでした！

我が家は、四日から普段通りの仕事と日常、

今日で松の内も明けます。

お正月に使った器も

そろそろ、ひとつずつ手入れして

大切に仕舞いたいと思います。

低気圧が急発達し、冬の嵐になる予報、

各地で、台風なみの風、

大雪のニュースが流れています。

被害がないことを心より祈っております。