娘の部屋
2020年 09月 17日
娘の部屋は、我が家の南側に位置し、
春は、二面の窓ガラスいっぱいに
桜の花が広がります。
新築するなら、
二階の子ども部屋と一階の家族が集まる場所は
この位置だと考えていました。
天使の羽を模した
娘のお気に入りの目覚まし時計だけは、
行方不明ですが、
新築当時小学生だった彼女とともに
選んだものをずっとそのまま
使っていました。
今年三月、飛行機にとび乗るようにして
渡米した彼女の部屋は、
それを物語るように、生活していたそのままの状態で
今に至ります。
娘のドレッサーや机、整理棚など
時々、埃をとり、こうして布で覆い、
夫くんといつでも帰ってもいいようになっています。
洋服も何においても最小限、
何も欲しがることなく育った娘が、
三月には、夫くんの住む地への渡航チケットを
切望しました。
あれからもう半年、
外出先から元気な写真やメッセージが
届くようになりました。
近頃の私は、時々この部屋にきて
深呼吸、
娘を身体いっぱいに感じています。
フィリカ、バラ、トルコキキョウ、ユーカリ、
フジバカマ、トウガラシ
本日、二度目の更新です。
by mary_snowflake
| 2020-09-17 07:20
| 家の中