友からのお弁当
2020年 05月 12日

「弧玖」
私も、昨年春に伺い、
主人にも次回は一緒に行きましょうと
その日を待ちながらも
この一年、実現出来ずにいます。
お席の予約も困難な名店の味を
自宅で味わえるのは、
この時期だからこそ。
思いがけない友からの贈り物に
ワクワクして
風呂敷包みを開けてみました。
包みを開くと、木箱に入っていて、
きゅっと結んだ藍色の紐と
青紅葉がすがすがしく、上品です。
この自粛生活の中、
嬉しい演出です。
さあ、蓋を開けてみましょう。
一目で伝わる丁寧なお仕込みと
盛りつけ、
けっして派手さは無いのですが、
箱いっぱいの御馳走に、目が奪われました。
「常温で食べてね」友の云う通りに置き、
そっと、そっーと
夕刻を待ちました。
ほんのりとした灯りのもと、
主人と 待ちに待ったお弁当の夕食
このお弁当だけで
お味が完成されているのですから
余計なものは必要ありません。
温かいお椀だけ添えました。
木箱は、それほど大きくないのですが、
実は、お菜が二段重ねで
ぎっしりと詰まっています。
しかも、
不思議に、味が混じったり
移ったりはしていません。
ご飯は、じゃがいもご飯になっています。
笹寿司
ちょうど良い感じ。
笹寿司の下にも牛肉料理などが
並んでいます。
卵豆腐と茗荷のお吸い物
美味しいお弁当の邪魔にならない
シンプルなお椀を準備しました。
主人の友は、
越乃寒梅
大好きなお酒を飲んでは、満足気♪
ひとつひとつ、どれも良いお味、
そして、
すべてをいただき終えた時、
美味しいと満足させてくれるような
お弁当でした。
思いがけない友からの贈り物に、
心身の疲れがとれていくようで、
目にも美しい
素敵な夕食になりました。
Mちゃん、ご主人様、ありがとうございました!
昨年春、
「弧玖」さんにおじゃました時の記事です。
↓
by mary_snowflake
| 2020-05-12 08:40
| 食














