実家の庭に、母が愛した枝垂れ梅があります。
それは、目を見張る程の枝ぶりで一瞬、重い荷物を持ったままでも立ち止まり見入ってしまう程、
ただ、このように感動するのは、私が それだけ歳を重ねたからなのか…
以前から、ずっとそこに植っていた梅の木しだれ梅です。
(一部のみのご紹介しかできず残念です。)
梅の花の季節に
帰省したのは、数年ぶり、前回は、母がまだ元気な時でした。
昨日は、
到着するやいなや、台所に入り、お昼ご飯の肉うどんと父の一週間分ほどの常備菜を作り始めました。
近所に住む妹が事前に
準備してくれていた食材を使います。
私の味が、実母の味に似ていて 父が喜ぶからと、妹が言うのです。(#^.^#) 笑可愛く真剣におだてられ、
父が好む常備菜を五品作りました。
五目豆、高野豆腐、ひじき、切り干し大根、煮しめ
主人は、ちょっとした家のメンテナンス。
その後、近頃は、あまり出かけなくなった父を連れ出し、ほど近い場所にあるホテルへと出かけました。
途中、
私が以前から気になっていたショップに立ち寄り、その後、ホテルへ。
少しはやい時間からの夕食、父を囲み、家族でゆっくり楽しみました。
ビールは、地ビールをひと口。
若い頃の父は、
ホールのケーキをペロリと平らげていましたが、
近年、夕食の後に ケーキ1ピースも
いただけなくなりました。
水菓子に、
ちょこっとメッセージをつけてもらって、
お誕生日おめでとうございます!
父には、
一日遅れのチョコレートと
春もののシャツを贈りました。
いつも、私達のことを気にかけていただき、
ありがとうございます^ ^
実家にほど近いホテルで、
無事に、父の八十七歳のお誕生日を
祝うことができました。
昨夜、父は喜び疲れ、
早めにベッドへと行きました。
これからもずっと元気でと
心で祈った静かな夜でした。