冬至の頃、神の子がソリに乗って村里をめぐり歩くという言い伝えが、東北地方の一部に残っています。
日本のクリスマスの行事は、もとは冬至の祭りが転じたものといわれ、 欧州文化、宗教的行事と
混ざり合って 今に至るといわれます。サンタクロースは、必ずしも異国の伝説とばかりはいえないようです。
我が家は、この時期 繁忙期、私の実家も同様でした。母は、いつもに増して来客や仕事が多く、一日中、ご来訪のお客様の食事やお茶の接待に忙しくしていました。
それでも、クリスマスには、私と妹に小さな贈り物と
夜遅くの夕食は ささやかながらも温かい食事が用意され、家族で 食卓を囲みました。
小さな贈り物の箱をあけて妹と遊んだ冬の日は 遠く懐かしい愛溢れる思い出です。
先週末、 家族皆で集まりささやかながらディナーの時間を楽しみました。
テーブルは、朝食後に 準備済み、朝から娘とキッチンに立ちました。
途中、テーブルにカメラを向けたり、一息ついたり。
スープとお花は、前日から作っておきました。
長男家族は、お昼過ぎに ケーキ持参で来訪。
主人は、夕方近くに帰宅しました。
主催者は、実は、次男らしい・・
今回、次男が 姉、兄夫婦に声をかけたことよって、家族で集まることが出来ました。
(会場が我が家なのは、主人と私の希望です。)
人並みに多忙の中、関東から実家に駆けつけ、慣れない手つきで大根おろしを担当。
そして、彼は、いつも我が家のムードメーカー。
ディナー直前に、主人の仕事が入りましたが、
先に入浴する人あり、Yちゃんや愛犬と遊ぶ人あり。皆、笑顔。
ポトフも煮て。
特別なものはないのですが、皆で食事するととても美味しく感じます。
クリスマスカラーのサラダ
と思っていましたが、お嫁ちゃんはじめ皆が サーモン好きで
サーモン多し♪
前菜
ひとり分は こんな感じです。
ローストビーフ
源氏和牛(鳳来牛)
トモサンカク
*ここで 少し愛知県の食をご紹介*
鳳来牛は愛知県を代表する黒毛和牛
源氏肥育組合の久保田さんが育てた
A4等級以上の牛を
「源氏和牛」といいます。
JAL国内線ファーストクラスの機内食にも選ばれ
知名度が上がっています。
ローストビーフは、
様々な調理法がありますが、
今回は低温調理をし、アルミホイルに包んで
仕上げました。
それがですね、
何か足りないなと思っていたんですよ。
でも、この時は思い出せなくて・・
クレソンアレノア
こんな美味しそうなクレソンを手に入れたのに・・ローストビーフに添えるのを忘れていました〜なんという、不覚。香りの良いクレソンでした。
長男夫婦からのクリスマスケーキ
何やら有名店のようです。
皆で、
Happy Holidays〜!
その後、
プレゼント交換♪
Yちゃんは、おもちゃ
早速、夢中で遊んでました。
おばあちゃんへ
by 娘
口紅
おばあちゃんは、何度も何度も
袋から出したり入れたり・・・
大喜び。
「おばあちゃん、口紅つけてあげる〜♪」
娘、
あなたの優しさに 涙がでましたよ。
来年早々には苗字が変わる娘、
いつまでも
その優しさ、明るさ、そのままでいてね。
主人からの差し入れは、「為信」林檎十割
まろやかでやさしいお味の林檎ジュースでした。一升瓶に入ってます♪
夜遅くまで
長男が 暖炉に火を入れ、お部屋は温か。
彼は、
幼い頃から 暖炉のお世話が好きでした。
愛犬は、はやくに就寝、
お子守ミッション終了のようです。
ありがとう〜
Yちゃんは、いつも定時にネンネするようですが、この日はいつになくお目々パッチリで 少しだけ夜更かしして大人の気分♪
この夜、急に長男家族が 我が家にお泊りすることになり、皆が大騒動で 布団を出したり、家具を移動させたり。
長男とYちゃんがお布団に入りそれぞれ寝室へと向かった後、
お嫁ちゃんと娘がキッチンに残り三人でお喋り、私が洗って ふたりが拭いたり片付けたり。
こんなひとときをずっと昔から夢にみていた、思いを巡らせていた。
それが、現実となり、
私は 素敵な贈り物をもらったような深く心地よい余韻に包まれ眠りにつきました。