美しく繊細な生菓子も好きですが、
その土地の作物や文化から生まれた
郷土菓子も 好きで
機会があれば、
来客用、スタッフ差し入れ用、家族で楽しむ分にと
買い求め楽しんでいます。
また、うまくは作れませんが、
同じ理由で 郷土料理も
各地の物産展に出向いた折には
その食材を購入し作り、
未だ 旅したことがない
その土地の風土の香りと味に
思いを馳せています。
少し前、我が街の百貨店で
開催されていた
大東北展に立ち寄りました。
賑やかな雰囲気の中、
試食したり、東北からお越しになった店員さんと
言葉を交わし
その地を味わいました。
この大東北展は、すでに終了しています。
遅い〜(>_<)
白雪の梅
(長栄堂)
上品な梅羊羹を やわらかい餅で巻いてあり、
ほのかに香る梅香が さわやかです。
のし梅
(長栄堂)
甘酸っぱい梅の味と香り、
大好きなお菓子です。
他にも・・
東北のお菓子は、好きなものが多くて
つい、買い込んでしまいます。
そして、差し入れ用には、
なるべく個包装のものが何かと便利よく、
さらに、郷土菓子は喜ばれます。
そこで、持ち帰ったものは、
仙台銘菓 萩の月
(菓匠三全)
あまりにも有名な宮城県の銘菓
萩の花の咲き乱れる宮城野に
ぽっかり浮かんだ名月をかたどったお菓子、
ふんわりとしたカステラで カスタードクリームを
包んでいます。
ふんわか まろやか〜
かすてあん会津葵
(上菓子司 會津葵)
福島県
餡入りカステラ
会津の不思議な異国趣味を
伝えます。
キリシタン大名 蒲生氏郷、
会津人参の貿易を一手に引き受けていた
長崎の豪商 足立仁十郎により、
会津に南蛮文化をもたらしました。
ふわっとした甘いカステラの中に
上品な餡が入っています。
富貴豆
(長栄堂)
山形銘菓
始まりは、明治の末頃、豆を蒸かす(ふかす)ことから
ふき豆と呼ばれ、
縁起のよい「富」「貴」をあてたそうです。
山形では、他にも多くのお菓子屋さんで
製造販売されているようです。
青いんげん豆は、ひとつひとつ皮をむき
やわらかく炊いています。
ほくほくとして 上品な甘さで
ひとつ、もうひとつと とまりません。
この日は、
富貴豆と
ずんだん餅の 共演♪♪
ずんだん餅
すりつぶした枝豆を餡に用いる餅菓子
(宮城県)
東北地方のお菓子を通して
御地の美しい景色と歴史に
思いを馳せました。