人生の先輩を敬い、
その知識や経験を伝えてもらおうと、兵庫県多可郡野間谷村で発案された
「としよりの日」が、1966年、国民の祝日として「敬老の日」に なりました。
長年にわたり、
社会や家庭のために貢献してこられた先輩の方々には、教わることが多くあり、素直に耳を傾け、時に反省もできる
自分でありたいと思います。
昨日の「敬老の日」は、義母と父を連れて、ふたりの好物の鰻をいただきに行きました。
ひつまぶし
蒲焼きにした鰻は、短冊のように
細く切ってあり、お櫃などに入れ、
お茶碗に移していただきます。
ひつまぶしの発祥は、
名古屋説、三重県津市説と諸説あり、
由来も 様々にいわれていますので、
ここでは控えますが、
名古屋には、ひつまぶしのお店が
多くあり、それぞれに 贔屓があります。
昨日、訪れた鰻屋さんも、
我が家族が好きなお店です。
マイベスト 1、2と
甲乙つけがたいと思う程に
お味が 好みのお店です。
数年前に、一度、父を連れて行き、
大層気に入ってくれましたが、
いつも 長い行列で
その上、ミシュランに載ってからは
さらに加速を増したため
近頃、ご無沙汰していました。
しかし、昨日は 敬老の日だったでしょ^^
父の以前からの希望、義母も大好物のため、
決行しました。
少し待ちましたが、
お店前には テントが張ってあり、
椅子も準備されています。
順番待ちの客用に、
団扇が 自由に
使えるようになっています。
昨日は、比較的、はやく順番がやってきました。
待っている間に、注文を聞いて下さり、
入店後も スムーズです。
上ひつまぶし
ひつまぶしの木製のいれものは、
名古屋の有名店が 出前の時に 割れないようにと
考案されたそうです。
お茶碗に移し、
まずは、そのまま、
そして、山葵、刻みねぎ、刻み海苔など
薬味をつけて。
義母と父は、ひつまぶしのご飯少なめ。
おたがいに、
お義母さんには 負けそうだ、
お父さんは 元気がいいですねーと
けん制し合いながら 食べていきます。
ゆっくりいただきましょ♪
最後に、だし汁やお茶をかけて
お茶漬けのように食します^ ^
ふたりとも、美味しそうに食していますが、
父は、もう十分だと
貴重な鰻を 主人に 数切れ、プレゼント。
こちらは、主人の鰻丼
近頃、主人は、
おひつから お椀に移す手間がないようにと
鰻丼の方を選びます。
ひつまぶしの鰻より
大きく切ってのせてあり、
これも、好みのようです。
鰻粕和え
鰻巻きを
追加していただきました。
焼き具合も ちょうど良く、
皮がパリパリッ!
炭焼 うな富士
名古屋市昭和区白金
昨日は、
父と義母を連れ、好物の鰻をいただき、健康を感謝し、ささやかながら、長寿を祝いました。
帰路の車の中では、ふたりまだまだ長い将来の話に花を咲かせ、私達を 陽気で明るい気持ちにさせてくれました。