昨日は 父の誕生日、
こんな寒い時期に 父は生まれたのだと毎年思う。
これまで父の誕生日を数日違いで ともにお祝いすることはあっても、誕生日当日を一緒に過ごしたのは 何十年ぶりなんだろう。父が言うには、私が結婚してから初めてのことだそう。では、三十年ぶり????それは オーバーかもしれないが、それに近いかもしれない。
父は、白内障の治療のためと他諸事情により我が家に滞在しているが、先月 体調を崩し、帰宅を延期した。それならば、誕生日までいて 一緒にお祝いしましょうと主人が言い出し、今に至る。
父は、朝から元気に毒舌を吐く程に回復したが、心なしか まだ身体に自信がなさげ。夜の外食は 気乗りしないようなので、我が家でささやかにお祝いすることになった。
父の希望は、お寿司。
前回、遊びに来た時、主人と 父の ふたりで 出向いたお店で握っていただいた。
平日だったが、父は、主人の帰宅を待っていた。
遅くまでかかる主人の仕事も昨晩は、少し早く帰宅が叶った。
父は、主人に お風呂で背中を流してもらって
上機嫌。
そうして、誕生日の夕食が始まった。
お誕生日おめでとう〜!カンパーイー!
常備菜を並べ、献立も和洋取り混ぜ、テイクアウトのお寿司だが、父は、かなり 嬉しそう。
柿とマスカルポーネチーズ
生ハム巻き
他、常備菜
白菜と油揚げの煮浸し
普段のお菜^ ^
水菜とわかめのサラダ
和風ドレッシングで。
水菜が好きな主人は、抱えて食べている。
オマール海老と烏賊、帆立、ブロッコリーの
コキール
私が この日のために頑張った料理♪
以前、習ったアメリケーヌソースを作り、
白ワイン、モッツァレラチーズを加え、
オーブンで焼き、熱々をいただいた。
父は 日頃から洋風料理も好み、時々 欲する。
こちらも、喜んで食べていた。
よかったー!
父は、
主人が準備し手渡された花束を胸に抱え、
玄関やリビングで
たくさんの写真を撮ってもらっていた。
「目線ください〜〜」
パチリ♪ パチリ♪
満面の笑みで カメラやスマホに収まっていた。
八十代の父にというイメージで作ってもらったらしい。
妹からも お菓子が届いた。
父は、嬉しそうに電話し、
甥っ子からも 「おめでとう」を言ってもらい
喜んでいた。
父は、何より
私や家族と
一緒に過ごすことが嬉しい様子。
年に一度巡りくる誕生日、
父の八十六回目のこの日、
父が元気にいることと、
三十年ぶりに
共有できた二十四時間に感謝した。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
皆さま、素敵な週末でありますように。