主人は ひとり時間が 必要な人。
……
( 私も そうです。)
毎日、仕事で 多くの人と 触れ合うため、
自己を取り戻す時間を
持っている。
小さな自室では、
趣味のものをなにげに置いている。
椅子に腰掛け
好きな靴を 気ままに磨き、
時折、
シャンパーニュなどを吹きつけながら
ひとりで楽しんでいる。
通勤時間がない分、
そうして
仕事と プライベートの心の均衡を
図っているよう。
好きなポプリなど…
この部屋だけは 香りにも こだわっている。
二階の書斎より 近頃 こちらの小部屋がお気に入り。
ここは、 私にも侵すことができない
主人だけの空間。
そうして、
毎夜
ダイニングに あらわれる。